小さい子連れの飛行機は、いろいろと荷物や考えることが多くて大変ですよね。
我が子は1歳のときに沖縄本島へ、2歳で宮古島行きの飛行機に搭乗しました。
備えあれば憂いなしということで、準備段階からいろいろと退屈させないためのアイテムを常備していきました。
今回は4回飛行機へ乗った経験から、機内での過ごし方や、機内での時間潰しグッズ、泣いてしまったときの対応をご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
- 乳幼児を飛行機に乗せてみたいけど不安な人
- 機内での子供の過ごし方や寝かせ方を模索中の人
- 機内で子供が泣いてしまったときの対応を知りたい人
搭乗前の準備

乳幼児連れだからこそ、搭乗前にしておいたほうがよいことがいくつかあります。
私の体験をもとにご紹介しますね。
出発時刻の1時間半前には到着する
乳幼児連れの旅行は、思わぬハプニングがつきものです。
乗り遅れを防ぐためにも、遅くとも出発時刻の1時間半前には空港に到着しておくと安心です。
食事やミルクを済ませる
機内にベビーフードを持ち込むこともできますが、私はできるだけ空港で済ませるようにしています。
お腹いっぱいだと子どもが寝てくれることも多いし、グズり防止にもつながるからです。
それに、機内では食べ物の匂いが気になったり、
用意したのに赤ちゃんが嫌がって食べなくて口からべーっとしてしまって服が汚れてしまった…
なんてことにもすぐに対応ができます。
ミルクも同じで、基本は搭乗前に飲ませておき、必要になったら機内で追加する、という形にすると安心です。
おむつ替え
空港に着いたら、搭乗前にベビールームでオムツ替えを済ませておくのがおすすめです。
機内にもオムツ替えシートは設置されていますが、
狭い空間で替えるのは大変ですし、短い国内線ではできるだけ使わずに済ませたいですよね。
あらかじめ替えておけば、機内ではぐずり防止や子供の快適さにもつながります。
特に長時間のフライトでなければ、搭乗直前に一度替えておくだけでかなり安心です。
2歳|飛行機で退屈しないグッズ

飛行機に乗る前から、預け荷物ではなく機内に持ち込む手荷物の中に、
子供が退屈しないように工夫できるグッズをいくつか用意していきました。
搭乗直後は飛行機に乗れたことが嬉しいようで楽しそうにしていましたが、
しばらくすると退屈や眠気から少しグズグズし始めました。
そこで実際に使った「機内での退屈しのぎグッズ」をご紹介します。
シールブック
まずは、100均で購入したシールブックです。
想像以上に集中して遊んでくれて、静かに過ごしてくれるので時間つぶしにはとても助かりました。
ただ、やはりしばらくすると飽きてしまい、次の種類を出しても長くは続かず…。
一度飽きてしまうと、そこでおしまいという感じでしたが持っていって良かったと思います。
車のおもちゃ
次に取り出したのは、子どもが大好きなトミカです。
機内のテーブルに並べて遊んでいました。
途中から暇や機内の暑さ、眠気が重なって子供がイライラしてしまい、
つい投げそうになったので危なくて中断しました。
小さなおもちゃは便利ですが、機内では注意が必要だと思います。
絵本
次に出してみたのは、子どものお気に入りの絵本です。
0歳や1歳の頃なら絵本を見るだけでも時間つぶしになったと思いますが、
残念ながら今回は家にある馴染みの絵本だったことと、
さらに2歳のイヤイヤ期真っ只中だったので絵本では時間稼ぎにはなりませんでした。
2歳を過ぎると、見慣れた絵本よりも真新しい刺激のある絵本アプリのほうが合っていそうだと感じました。
絵本で英語脳を育てよう!英語絵本1,000冊が読み放題【絵本ナビえいご】ダウンロードしていた動画
最終的には、やはり動画に頼りました。
見ている間は静かにしてくれるので、本当に助かりました。

U-NEXTでアンパンマンやいないいないばあを見せていました
ちなみに帰りは夜の便だったこともあり、最初から動画は見せずに寝かせることに専念しました。
動画を見ると脳が覚醒してしまって寝つきが悪くなるかもしれないと思ったのと、
我が子は一度見せてから消すとスイッチが入ってギャン泣きにつながることが多いからです。
子供の状況に合わせて使い分けてみてくださいね。
1歳|飛行機で快適に過ごすグッズ



0歳や、1歳児との機内での過ごし方はどうしよう?
我が子は、1歳0ヶ月で初めて飛行機に乗りました。
そのときはまだ赤ちゃんだったので、1歳0ヶ月には
「楽しませるより、不快にならない・安心させる」ことを重点的に考えたアイテムが必要でしたのでご紹介します。
抱っこ紐
機内では、抱っこ紐の中で寝かせたり、ちょっとした機内での移動のときに使ったりと、とても便利です。
我が子もママやパパの肌の温もりを感じられるので、安心して身を委ねてくれていました。
お気に入りの絵本
お気に入りの絵本は、ページをめくったり、絵柄をじっくり見たりして楽しんでいました。
普段から慣れ親しんでいる絵本は、機内でも安心感を与えてくれるアイテムです。
お菓子
ミルクをあげるほどでもないときは、お菓子で気分転換させていました。
お気に入りのお菓子を少し与えると、ご機嫌に過ごしてくれることが多かったです。



手が汚れにくいハイハインなどがおすすめですよ!
飛行機で寝かせる方法


やはり飛行機では、できるだけ寝てくれるとありがたいですよね。
大人にとっても子どもにとっても、寝てくれたほうが機内で落ち着いて過ごせますし、到着後も元気でいられます。
これまでに1歳と2歳のときに飛行機に乗った経験があり、どちらも無事寝かせることに成功しました。
1歳と2歳に分けて、実際にどのように寝かせたのかをシェアします。
1歳のとき|抱っこ紐でゆらゆらとおしゃぶり
1歳のときに搭乗したときは、まだ赤ちゃんだったので寝てほしいタイミングで
抱っこ紐を装着して、少し空間のあるスペースでゆらゆらして寝かせました。
1歳のときはまだおしゃぶりで落ち着いてくれる時期だったので
抱っこ紐で揺らしながらおしゃぶりを咥えさせてあげると、すんなり眠ってくれました。
2歳のとき|親も寝たフリ
夜の便だったので、機内が暗くなったタイミングで 「寝たふり作戦」 をしました。
向かい合わせの抱っこの姿勢で背中をトントンしていると、
機体の揺れと周りの暗さもあってか、だんだん静かになっていきました。
その流れで私たち親も目を閉じて寝たふりをしてみると、
疲れも重なったのか子どももすーっと眠りに落ちてくれました。
そこからはゆっくりと過ごすことができ、帰りの機内は本当に助かりました。
飛行機でギャン泣きしたとき



飛行機で泣いちゃったらどうしよう?
我が子も1歳のときも2歳のとき、どちらも機内で大泣きしてしまった経験があります。
その時に、どのように対応をして泣き止ませたのかをお伝えしますね。
1歳のとき|初フライトでギャン泣き
1歳のときは、行きの飛行機でギャン泣きしてしまいました。
そのときに助けになったのがこちら。
- おしゃぶり
- お菓子
- 絵本
- ミルク
日ごろから使っているおしゃぶりや絵本、好きなお菓子を渡すと、少しずつ落ち着いてくれました。
やはり「普段から慣れ親しんでいるもの」が安心感を与えられるのだと思います。
また、ミルクは液体タイプを持ち込むこともできますが、荷物が重くなってしまうのが難点。
私の場合は、小分けになった粉ミルクと哺乳瓶を準備し、
必要なときに、客室乗務員の方にお願いして適温で作っていただきました。
とても親切に対応してくださり、本当に助かりました。
ミルクを飲んだことで、無事お腹も満たされて落ち着くことができ、泣き止んでくれました。
状況に合わせて、いろいろなグッズを使い分けることが大切です。
2歳のとき|飛行機好き!でも、ギャン泣き
2歳のときには飛行機が大好きになっていました。



これは泣かさずに乗り越えられるかも!?
と期待して搭乗させましたが、
最初こそ嬉しそうだったものの、退屈になってきたらやっぱり泣き始めました。
その時に助けられたアイテムがこちら。
- お菓子
- 動画
まずはお菓子で気をそらし、少しの間は落ち着いてくれましたが、食べ終わると再びぐずぐず…。
2歳になると自己主張が強くなり、おもちゃや絵本では気がまぎれず、泣き止ませることは難しく、
U-NEXTで大好きな「アンパンマン」「いないいないばあ」「おかあさんといっしょ」を見せて泣き止ませました。



やはり2歳児は動画の力を借りないと無理でした!
耳抜きも大切
機内では、気圧の変化で泣いてしまうこともあります。
乳幼児は、自分で耳抜きをするのが難しいため、親がサポートしてあげることが大切です。
特に離陸時や着陸時は気圧が大きく変わるタイミングですので、
1歳のときも2歳のときも、どちらもお茶を飲ませていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、乳幼児の飛行機での過ごし方についてお伝えしました。
最後にまとめます。
- 1歳前半ごろまでは安心できるアイテムを持参すると良い
- 2歳からは事前にダウンロードした動画を見せたり、絵本読み放題のアプリがおすすめ
- 耳抜きも忘れずに
これから乳幼児を連れて飛行機に乗る方も、ぜひ今回紹介したグッズや工夫を参考に、
少しでも快適な空の旅を楽しんでくださいね。









