赤ちゃんが5ヶ月を過ぎると、そろそろ気になるのが「離乳食」のことですよね。
私自身も、ただでさえ育児で手一杯なのに「もう離乳食!?」と心身ともに追いつかず、戸惑ったのを覚えています。
しかし!ありがたいことに、今は日本には便利なベビーフードがたくさんあるのです。
ところが、我が子はそのベビーフードをあまり好まないタイプでした。
「せっかく市販品があるなら頼りたいのに、食べてくれないのー?!」と当時はかなり悩みましたが、
結論、ベビーフードを食べなくてもいろんなアレンジ方法や、代替品があるので問題ありません!
ベビーフード拒否っ子×離乳食をできるだけ作りたくない私は、どうやって離乳食期を乗り切ったのか。
この記事でシェアしていきますね。
この記事はこんな方におすすめ
- 赤ちゃんがベビーフードを食べなくて困っている人
- 外出時や旅行時の赤ちゃんのご飯に悩んでいる人
- ベビーフードのアレンジ方法や代替品を知りたい人
ぜひ最後までご覧ください。
ベビーフードを食べなかった我が子

我が家では6ヶ月頃から離乳食を始めました。
一番最初こそおかゆを作ったり、かぼちゃのペーストを作りましたが、離乳食作りってなかなかハードなんですよね。

大人のご飯に加えて離乳食まで作らないといけないなんて大変すぎる…
赤ちゃんが食べてくれるのかどうかもわからないのに、微塵切りにしたりドロドロになるまで煮込んでみたり。
ズボラママ代表の私は、頑張ることを諦めて生後8ヶ月以降はベビーフードを頼ることにしました。
最初こそベビーフードが珍しいのか食べてくれましたが、だんだんとベビーフードをあげるとベーと出してしまうようになりました。
そこから、何度チャレンジしてもおかゆは食べるものの、ベビーフードだけは出すようになってしまい、どうしたものかと悩むことが多かったです。
なぜ?我が子がベビーフードを食べなかった理由





ベビーフード食べてくれたら助かるのに、なんで食べてくれないの〜?
と頭を抱えている方も多いですよね。
同じように、私も悩んでいました。
でも、今振り返ってみると、ベビーフードをなぜ食べなかったのかが少しずつ分かってきました。
2歳になった今の性格も踏まえると、「こういう理由だったのかも」と思えることがいくつかあります。
我が子のケースをご紹介しますね。
- 味や硬さが合わない
- ミルクのほうが飲みたい
- 手作りじゃないとバレている
味や硬さが合わない
我が子はこれが一番の理由だった気がします。
市販のベビーフードは栄養面もよく考えて作られていますが、意外と味が濃かったり粒が大き過ぎることがあるんですよね。
我が子は2歳になった今もそうなのですが、食感に敏感なほうなので、それらが合わなかったのか食べてくれませんでした。
逆に「手作りよりベビーフードのほうが食べてくれる!」という子もいるので、本当に赤ちゃんの個性や好みによりますよね。
ミルクのほうが飲みたい
ベビーフードのあとにミルクをあげていたのですが、
我が子は「どうせミルクでお腹いっぱいになるなら、最初からミルクでいいや」と思ったのか、
ベビーフードをほとんど食べずに、ミルクばかりを欲しがる時期がありました。
生まれてからずっと飲んできたミルクは安心できるでしょうし、
慣れ親しんだもののほうが落ち着くのも無理ないなぁと感じていました。
手作りじゃない(レトルトだと)とバレている
不思議なのですが、ベビーフードをそのまま袋や瓶から出してあげると食べてくれないのに、
お皿に移したり、温度を調節して「ちょっと手を加えましたよ」感を出すと食べてくれることがありました。
さらに、大人用のご飯を少しだけ離乳食用にアレンジしたものも喜んで食べてくれました。
うちの子は手が込んでる風のものが好きなんだなぁ…と判明した瞬間でした。


ベビーフードを食べない子へのおすすめアレンジ


ベビーフードを食べない赤ちゃんでも、味、温度、食感、見た目などを変えてみるだけで食べてくれることがあります。
ベビーフードを食べてくれない‥と諦めてしまう前に、まずは手軽にできるアレンジから試してみるのがおすすめです!
私が実践していたベビーフードアレンジはこちらです。
- ベビーフードにおかゆを混ぜたり、うどんを加えてみる
- お湯やレンジで加熱して調節する
- 好きな食材をトッピング
ベビーフードを食べ慣れているものと混ぜる
我が子の場合、ベビーフード単体では食べてくれないことが多かったのですが、
ちょっと手を加えると不思議と食べてくれることがありました。
例えば、おかゆにベビーフードを少し混ぜてあげると、味がまろやかになって食べやすかったのか、美味しそうにたくさん食べてくれました。
また、生協で売っている赤ちゃん用のやわらかいうどんをレンジで温め、
はさみで小さく切ってベビーフードに混ぜるのもおすすめ。
麺類が入ることで食感に変化が出て、赤ちゃんも飽きずに食べてくれました。
お湯やレンジで加熱して調節する
ベビーフードそのままだと、味が濃すぎたり硬さや温度が合わなくて食べてくれなかったので、
お湯を足して味を薄めたり、器に移してレンジで加熱してからスプーンで潰してよりやわらかくしたりしていました。
ほんのひと手間ですが、赤ちゃんが食べやすくなるので、ベビーフードが口に合わないかも?と感じたときにおすすめです。
好きな食材をトッピング
赤ちゃんが好きな食材、例えば甘みのあるかぼちゃやさつまいもなどを
少しだけベビーフードに混ぜてみると食べてくれることもありました。
最初は「好きな食材:ベビーフード = 7:3」くらいの割合からスタートして、
慣れてきたら少しずつベビーフードの割合を増やすことで、自然と食べてくれるようになることもあります。
大人のご飯を離乳食用にする(取り分け離乳食)


ベビーフードを食べない子 × できれば離乳食を作りたくない私。
そんな攻防戦の末にたどり着いたのが、「大人のご飯を離乳食用にアレンジする」方法でした。
例えば、大人用に肉じゃがを作るとき。
多めに肉じゃがを作ってから、別に小さなお鍋を用意して、子ども用の分だけさらに長めに煮込むと、赤ちゃんでも食べやすい柔らかさになります。



薄味にしたい場合は水を足せばOK!
一気にたくさん作って、冷凍して保管しておくと何度も作る手間がいらないので便利でした。
また、味噌汁を作るときも同じです。
大人用に普通に作っておいて、食べさせたい具材(にんじんや大根など)を取り分け、さらにレンジで加熱して柔らかくしてから、あげていました。
こうすると、わざわざ離乳食だけを作らなくていいので楽で簡単でしたし、
我が子も「それなりに手が込んだご飯」が食べれるので喜んで食べてくれることが多かったです。
ベビーフードを食べなかった我が子の外出時
ベビーフードを食べない子を育てていると、特に外出時や旅行先でのご飯に悩むママパパは多いと思います。
私自身もまさにそうでした。
これまで何種類ものベビーフードを試しましたが、どれも食べてくれずうまくいきませんでした。
それでも外出時には「もしかしたら食べてくれるかも…」という淡い期待を込めて、いくつかベビーフードを持ち歩いていました。
けれど結果はほとんど食べず、結局はミルクに頼ることが多かったです。
そんな中、アイクレオの液体ミルクには本当にお世話になりました…
常温で保存できてすぐに飲ませられるので、荷物も減るし外出時や旅行時の強い味方でした。
また1歳のときに初めて沖縄へ旅行へ行った際には、ベビーフードを大量に持参していきましたが
うちの子は多分ベビーフードを食べないだろうと思っていたので、旅行のときはあらかじめ夕食時の離乳食を手作りで出してくれるウェルカムベビーホテルを予約しました。
旅行中、1日のうちに1食でもしっかりとした離乳食が食べさせられることで安心感がありました。
朝食はバイキング形式にして、赤ちゃんでも食べられそうなもの(バナナ・豆腐・おかゆ・納豆など)を取り分けてあげました。
味付けが薄いものやそのまま食べられるものを選べば、旅行先でも意外と対応できました。
しかし、それだけではお腹が膨れないので、お昼時にはアイクレオのミルクに頼っていました。
生協のベビーフードなら食べてくれた我が子


写真は11ヶ月ごろの離乳食。
手作りおかゆに生協の納豆ペースト乗せ、生協のおさかなボール
生協のとうもろこしペースト、生協の枝豆ペーストと、生協づくしご飯です。
(ツナピーマンだけは大人の取り分け)
市販のベビーフードを食べなかった我が子。
大人のご飯を離乳食にアレンジしていましたが、それすら作る余裕や気力がない日も少なくありませんでした。
そこで頼ったのが 生協の個人宅配です。
毎週、そのままで使える手作り離乳食を玄関まで届けてもらえるので、本当に助かりました。
生協の離乳食は「無添加」にこだわっていて、味も美味しいみたいで、ぱくぱく食べていました。
・うらごしとうもろこしや枝豆はペースト状になっていて、そのままでも、何かに混ぜてもOK
・白身魚のほぐし煮はおかゆに混ぜると、赤ちゃんもにこにこしながら食べてくれた
・さつまいもスティックは手づかみ食べの練習にもなった
さらに、生協のありがたかったポイントは…



本当にベビーフードを食べない我が子への救世主でした!
結論、ベビーフードを食べなくても大丈夫
ベビーフードは必ずしも使わなければならないものではありませんし食べない子はたくさんいます!
実際に我が子がそうでしたが、大人のご飯を離乳食用に工夫したり、生協の離乳食宅配サービスを利用したり、外出時はミルクや取り分けなどで対応して乗り切ることができました。
特に、ミルクと生協にはかなりお世話になりましたが、問題なく成長しているので安心してください。
まとめ
最後に、今回の記事のポイントをまとめます。
- ベビーフードを食べやすくアレンジすると食べてくれることも多い
- 好きな食材をトッピングすると赤ちゃん好みになることも多い
- 大人のご飯を離乳食用にアレンジ取り分けが簡単で楽
- 生協の離乳食宅配が便利
- 外出時はミルク・旅行時はウェルカムベビー宿がおすすめ
ベビーフード拒否は大変ですが、いろいろと工夫しながら乗り切ってほしいなと思います。