2歳児の育てにくさが気になるママへ|発達グレーゾーンの困った行動TOP5と対応法【体験談】

こんにちは!
「ゆっくりっこ暮らし」管理人のちゃちゃ母です。

我が子は1歳半検診で引っかかり、そこから発達面で気になるポイントがあり、最近は保健師さんのサポートも得ながら日々グレーゾーンっ子の育児をしています。

「発達グレーゾーン」という言葉を聞くと、不安や戸惑いが大きいと思います。

でも、わが家の経験から言うと、困った行動の理由や背景を理解し、少しずつ工夫をして対応していけば、子どもの成長をしっかり見守ることができると感じています。

今回は、実際にわが家で起きた「困った!」行動トップ5と、その対処法を余すことなくお伝えいたします!

同じ悩みを持つママ・パパの力になれれば嬉しいです。


目次

発達グレーゾーンの子どもとは?個性の幅を知る

まずは「発達グレーゾーン」の基本から。

これは「発達障害とまでは診断できないけれど、言葉や行動に気になる部分がある状態」です。

2歳は言葉や社会との関わりの部分が急激に伸びる時期ですが、子どもによって成長のペースは本当に様々だと感じています。

わが子の場合、言葉がなかなか増えず、1歳半検診で引っかかり、さらに周囲と違う反応をすることも多かったため、保健師さんに自宅訪問してもらい、発達相談を受けました。

まだ年齢が低いので「発達障害」までの診断はくだっておらず、「グレーゾーン」かも?と言われています。

成長の速度がゆっくりなだけで、本人のペースで学び、できることが増えていくことを知ってほしいと思います。


発達グレーゾーンの困った行動TOP5

「なんだか他の子と違う気がする……」「毎日がトラブル続きで、私の育て方のせい?」
そんなふうに感じる日々、ありませんか?

我が子も、1歳半を過ぎたころから、大変さを感じる場面が増えてきました。

今回は、実際に私たち親子が経験した“困った!”行動をランキング形式でご紹介しながら、
✔ なぜそうなるの?
✔ おうちでできる対応は?
などを、親目線・体験ベースでお届けします。

「うちの子も同じ!」と感じる方が、少しでも気持ちが軽くなりますように。

1位:物を投げる行動が多い

我が子の一番の困りごとは物を投げることでした。

我が家のおもちゃはもちろん、友人宅におじゃましたときや、支援センターや児童館、ところかまわずおもちゃや手に取ったものを投げていた時期があります。

その時、なんでうちの子だけこんなに投げるの?と思い、支援センターや児童館に足が遠のき、人気のない公園へ遊びにいくことが増えました。

おうちでできる対応策

  • 投げても良いおもちゃを用意する
    柔らかいボールやクッションを投げることで、投げたい欲を満たすことにしました。
  • ルールを作る
    「これは投げていい」「これは投げちゃだめ」と明確に区別し、一つ一つ教えていきました。

これを続けることで、投げる物の種類が少しずつ限定されていきました。

現在はボールはよく投げますが、その他はあまり投げることは少なくなり、少しだけ安心しています。

ちゃちゃ母

今日はひとつも物を投げなかった!えらい!すごいね!!

ちゃちゃ

ママが怒らなかったから、なんかイヤじゃなかったんだ〜エヘヘ


2位:偏食・食事のこだわりが強い

1歳を過ぎたあたりから、我が子の「偏食」に悩む日々が始まりました。

離乳食期はそこそこ食べていたのに、選り好みが激しくなり、献立が毎日ほぼ同じメニューで固定されるようになってしまいました。

友達の子がなんでも食べる子で本当に羨ましかった〜、、

発達グレーの子どもは、感覚の過敏さが原因で「食感」や「見た目」「におい」に強く反応する傾向があるようで

例えば、我が子は野菜たっぷりのカレーやシチューは完全に拒否なので、もしかしたら匂いが苦手なのかも?と最近感じています。

とにかく食べるのものは限定的であり

  • まぜごはん
  • バナナ
  • ヨーグルト
  • かぼちゃ

……以上。

栄養は?タンパク質は!?と焦る気持ちが募っています。作っても作っても手をつけてくれず、床に落とされたことも何度もあります。

ちゃちゃ

だって炭水化物が食べたいんだもん!

わが家の工夫と試行錯誤

食べてほしい私の気持ちと、本人の「嫌」がぶつかってしまう毎日でした。
そこで、わが家ではこんな工夫を取り入れてみました。

✔ 「一口チャレンジ制度」

最初から全部食べさせようとせず、まずは「一口チャレンジ」を導入。
苦手な野菜や初めて食べる料理も、一口だけでOKにして、食べられたら大げさなくらいに褒めてみました

「食べられた!」という成功体験を積み重ねることが自信につながるのか嬉しそうにしています。(二口目は食べませんが…)

お肉食べられたね!すごいねー!

✔ 好きなキャラクターの器を活用

我が子が好きなキャラクターのプレートや、好きな動物のフォークなど、“食べる時間が楽しくなる工夫”を取り入れてみました。

たとえば以下のようなアイテムは重宝しました。

  • はじめてずかんの食べ物ページ(野菜や果物の名前を学べる)
  • ピック(好きなキャラのついたもの)

特にはじめてずかんの食べ物ページは効果的で、図鑑で見た食べ物に興味をもったようで少しだけでも食べてみよう!という気持ちが起きていました。



3位:強いこだわり・固執行動

我が子は「並べて遊びたい」「鍵や扉を必ず締めたい」などちょっと変わったこだわりがあります。

棚を開けられないように100均のチャイルドロックを使っておりますが、そのロックが外れているとかならず閉めたがるのです。


こだわりの受け止め方

こうした“こだわり行動”が出たとき、大人はつい「またやってる」「そんなの気にしなくても」と止めたくなりますよね。

私も「そんなことでいちいち泣かないでよ、、」と思っていました。
でも、「こだわることで安心している」「彼にとっては大事なルール」だと理解するだけで、対応が柔らかくなりました。

例えば、

  • 「閉め直してくれてありがとう」と声をかける
     → 彼の中で“閉める”ことは大事な仕事。認めてもらえることで満足感につながるようで「鍵を閉めてくれたこと」に対して褒めることにしました。
  • 無理にやめさせない
     → 時間がかかってもOK。「閉めたら次に進めるね」と見守るスタンスが◎。

こだわりが強いといった、この特性はどう活かせるのかな?と悩んでおり、色々調べてみる中で気になったのが、

【LITALICOワンダー】

という教室でした。
プログラミングやロボット制作などを通して、「得意」や「好き」を引き出してくれるそうです。

こういう場所で、本人の“世界”を安心して広げていけたら素敵だな…と、検討リストに入れています◎

4位:言葉の遅れとコミュニケーションの難しさ

我が子の言葉の数はまだまだ少なく、簡単な指示も理解しづらい時がありました。

ちゃちゃ

喋らなくても、ママならわかってくれるでしょ?笑

2歳を過ぎたあたりでこちらの言っていることは理解してくれることが増えてきたので、以前よりかは気持ちが楽になったような気がします。


家庭で取り組んだ言葉のトレーニング

  • 毎日の読み聞かせタイム
    言葉に触れる時間を増やしました。
  • 絵本のページ指差しや単語遊び
    楽しみながら語彙を増やす工夫。
  • 保健師さんにアドバイスしてもらった
    専門家の指導で具体的なトレーニングを行いました。

5位:他のお友達との関わりが苦手

集団に入ることを嫌がり、一人遊びが中心でした。

特に一時保育での出来事は今でも忘れられません。

お迎えに行った際に、我が子だけなぜか一人別室で遊んでいました。「外に勝手に出てしまうんです。」と聞き、胸が締め付けられる思いでした。

外に行ってしまうから別室に入れられていたのか、勝手に別室に入ってしまったタイミングでたまたま私が発見したのかはわかりませんが、どっちにしても、複雑な気持ちになったのは確かです。


少人数での慣らしと順番待ちの練習

親子で参加できる遊び場を利用し、

  • 待つ・順番を繰り返し教える
  • 安心できる環境でお友達と接する機会を増やす

ことで徐々に慣れていきました。

今後は市に紹介してもらった親子教室にも参加予定です。

まとめ|グレーゾーン育児はゆっくり、一歩ずつ

2歳の発達グレーゾーンの子どもは個性的で、時に「困った!」と思う行動も目立ちます。

でも、その背景には子どもの気持ちやペースがあります。

私自身も日々悩みながら、子供の気持ちに寄り添う育児を続けています。

これからも同じ悩みを持つ方に役立つ情報を発信していきたいと思っています。

一緒にゆっくり歩んでいきましょうね。

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